ニュース 電子 作成日:2011年5月2日_記事番号:T00029719
経済部はこのほど、中国の液晶パネル最大手、京東方科技集団(BOE)が台湾の液晶パネルメーカーとの提携に強い興味を示しており、実現すれば中国市場開拓をさらに進めることができるとの見解を示した。2日付工商時報が伝えた。
経済部は中国資本による台湾液晶パネル業界への出資誘致を目的とする「両岸投資交流視察団」を中国に派遣し、4月25〜29日に北京市で液晶パネル、機械、電子産業など業種を限定した企業誘致活動を行った。
視察団の団長を務めた全国工業総会の蔡練生秘書長は、「京東方は台湾液晶パネルメーカーの技術力の高さを好感しており、既に出資計画を進めている」と述べた。友達光電(AUO)や奇美電子(チーメイ・イノルックス)など、提携先は明らかにしなかったという。
ただ京東方は、台湾政府の液晶パネル産業への出資開放が「遅すぎる」と指摘。現在、中国の液晶パネル自給率は70〜80%に達しており、もっと早く開放されていればより効果があったとの考えを示したという。
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