ニュース 電子 作成日:2011年5月2日_記事番号:T00029720
IC設計・タッチパネル大手、義隆電子(ELAN)が複数の指で操作可能なマルチタッチ機能に関する特許を米アップルに侵害されたとして、関連製品の米国への輸入を禁止する排除命令の発令を求めた訴訟で、米国際貿易委員会(ITC)は4月30日、原告敗訴の仮決定を下した。1日付経済日報が伝えた。
ELANは、仮決定の内容に遺憾を表明した上で、仮決定の文書が届き次第、弁護士と対応を検討し、異議申し立てを行うかどうか決定する方針を明らかにした。また、今回の仮決定が同社の財務、業務に重大な影響を与えることはないと説明した。
ELANはまた、今回の敗訴がタッチパネル事情の開拓に影響を与えることはなく、タッチパネル事業が売上高全体に占める比率を昨年の30%から今年は50%まで引き上げることが目標と表明した。
同訴訟をめぐっては、アップルがELANに高額の和解金を支払う方針を表明しているとの情報も一部で流れていた。ELANはITCへの提訴とは別に、米カリフォルニア州北部連邦地裁でもアップルを相手取った特許訴訟を争っている。
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