ニュース 社会 作成日:2011年5月3日_記事番号:T00029730
福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故発生以降、各国の空港で日本路線の旅客に対し放射線量測定検査が実施される中、国連と国際民間航空機関(ICAO)はこれまでに、現在の日本の状況から検査は不要であると表明した。これを受けて行政院原子能委員会(原能会)は2日、桃園国際空港、松山空港、高雄国際空港(小港空港)で行われていた放射線量測定検査を1日より停止したと発表した。3日付蘋果日報が伝えた。
台湾の空港では3月15日より日本からの旅客に対し放射線量検査が実施されており、4月30日までに延べ20万2,130人が検査を受け、45人から基準値を越える放射能が検出されていた。ただ、4月2日以降29日連続で基準値を超える放射線は測定されていなかった。
一方で原能会は、福島第一原発での復旧作業は長期化が見込まれることから、今後も状況を注視するとともに、必要があれば直ちに検査を再開すると強調した。
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