ニュース その他製造 作成日:2011年5月3日_記事番号:T00029737
製紙最大手、永豊餘造紙が2日発表した第1四半期業績は、売上高が前年同期比5%増の45億2,000万台湾元(約128億円)、純利益が5億4,400万元、1株当たり利益(EPS)は同期としては過去最高の0.33元となった。3日付経済日報などが伝えた。
第1四半期は製紙業界の非需要期に当たるが、国際パルプ価格下落で原料コストが下がったこと、傘下の元太科技工業(EIH)や中華紙漿(中華パルプ)との合弁事業である中国・鼎豊紙業から計5億元の利益を計上したこと、2年間赤字が続いた文化用紙が7,000万元の黒字に転じたことなどが好業績につながった。
同社は、中国での家庭用紙の販売拡大、文化用紙の出荷比率を4割まで引き上げることを目標に、製紙業界が需要期を迎える第2、3四半期にさらなる好業績を目指す。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722