ニュース その他製造 作成日:2011年5月3日_記事番号:T00029739
国際生技産業制作高峰論壇(国際バイオテクノロジー産業サミットフォーラム)が2日、台北市内のホテルで馬英九総統らを招き開かれ、政府による政策的支持により、バイオテクノロジー産業は生産性では既に電子産業を上回る水準に達するなど、成果が上がっているとの指摘が相次いだ。3日付工商時報が伝えた。
馬総統は「バイオテクノロジー産業は、投資額が大きく、リスクが高い上、収益が上がるまでに時間がかかると言われる。しかし、研究開発(R&D)に成功すれば、投資利回りが他の産業に比べ大きく、ビジネスチャンスは無限にある」と指摘し、政府としてバイオテクノロジー産業の専用園区設置などに積極的に取り組んでいく姿勢を示した。
王金平立法院長は「2009年に台湾のバイオテクノロジー産業の生産額は約2,000億台湾元(約5,700億円)に達し、従業員1人当たりの生産額は400万元に達した。これは台湾積体電路製造(TSMC)の従業員の平均360万元を上回るものだ」と述べた上で、「バイオテクノロジー産業の生産額は政府目標の2兆元にはまだ遠く及ばず、早期達成には政府による政策的奨励やけん引が必要だ」と訴えた。
このほか、行政院経済建設委員会(経建会)の劉憶如主任委員は、バイオテクノロジー関連の上場企業55社の株価収益率(PER)が30倍に達し、上場企業の平均15倍、電子関連銘柄の平均16倍を上回っていると指摘した。
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