ニュース その他製造 作成日:2011年5月3日_記事番号:T00029740
ガラス繊維メーカーの富喬工業(フルテック・ファイバー・グラス)と日東紡(本社・東京都千代田区、南園克己社長)は、合弁で台湾に半導体基板用のガラス繊維工場を設置し、来年下半期にも生産開始を目指す予定だ。3日付自由時報が伝えた。
日東紡は東日本大震災後、リスク分散を図るため、富喬工業と合弁を決定した。第4四半期の着工、来年下半期の生産開始を見込む。これにより、富喬工業は基板生産の川上分野に参入することになる。これまで半導体基板用のガラス繊維の生産は日本国内に集中していた。
富喬工業は以前にも半導体基板用のガラス繊維の開発を進めたことがあるが、良品率が上がらず、商品化には至らなかった。今後は日東紡との合弁を通じ、来年上半期にも試作品を生産したい考えだ。今後はガラス繊維からガラスクロスまでの一貫生産体制の構築を目指す。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722