ニュース 家電 作成日:2011年5月3日_記事番号:T00029741
3日付電子時報によると、佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)、華晶科技(アルテック)、鴻海科技集団(フォックスコン)など台湾のコンパクトデジタルカメラ受託メーカーは第2四半期、東日本大震災の影響で一部部品の供給に支障が出ていること、およびアップルのスマートフォン「iPhone」やタブレット型パソコン「iPad」の人気によって小型液晶パネル不足が解消していないことから、出荷量が伸び悩む見通しだ。
デジタル一眼レフカメラや、高画質デジカメを搭載したスマートフォンに押され、コンパクトデジカメ市場は近年、成長が鈍化している。一方、台湾受託メーカーは、日本ブランドによる生産の外部委託拡大を受けて今年も業界平均を上回る出荷量の成長を見込んでいた。
しかし、震災発生後これまでブランド顧客に大幅な委託拡大の動きは見られず、重要部品の供給も安定しないため、台湾メーカーの第2四半期出荷は予想を下回り、これに伴い通年の出荷成長も業界平均と同水準にとどまる可能性が出ている。
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