ニュース 電子 作成日:2011年5月3日_記事番号:T00029743
台北市政府が進める公衆無線LANの無料化計画でこのほど、全球一動(グローバル・モバイル)が提供事業者に決まり、6月にもサービスが開始されることになった。3日付工商時報が伝えた。
全球一動はまず、台北市一円の路線バス、市政府、図書館などの政府機関、病院などで公衆無線LANの無料提供を開始する。その後、都市交通システム(MRT)の駅や主要街路などにもサービス範囲を拡大し、9月末までに市内の90%をカバーする計画だ。
同社は高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)を基幹ネットワークとする一方、各地にホットスポットと呼ばれる接続スポットを設け、広範囲でサービスが利用できるように配慮する。
一方、無料LANの登場を受け、先行業者の中華電信、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)は対応に追われている。このうち、中華電信はADSL(非対称デジタル加入者線)の顧客に公衆無線LANを段階的に無料開放し、70万人が恩恵を受ける見通しだ。ただ、当面は無料化の対象地域が台北市に限られることから、影響は限定的とみている。
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