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台湾グルメは暴食の味?罪深きアジアの7都市


ニュース 社会 作成日:2011年5月4日_記事番号:T00029756

台湾グルメは暴食の味?罪深きアジアの7都市

 『聖書』に記された7つの大罪、「傲慢」「嫉妬」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」「憤怒」をアジアの7都市に割り当ててみるとどうなるだろうか?

 CNNが運営する旅行情報サイト「CNNGo」はこのほど、アジアの主要都市に7つの大罪を割り当てるというコラムを掲載。それによると▽台湾・台北、「暴食」▽日本・東京、「色欲」▽韓国・ソウル、「怠惰」▽フィリピン・マニラ、「傲慢」▽中国・深圳、「強欲」▽インド・ニューデリー、「嫉妬」▽北朝鮮・平壌、「憤怒」──となるそうだ。

 観光客にとって台湾観光の魅力の一つはなんといっても「食」ではないだろうか。昼夜を問わず路端に屋台が並び、食欲をそそるいいにおいが辺りに漂っている。量は少ないながら手軽に安く食べられるのが魅力で、同コラムでは「誘惑に打ち勝つのは難しい」と評している。

 この評価に台北市民の潘若徳さんは、「おなかが空けば夜食だってすぐ手に入る。暴食の都市ではなく美食のパラダイス」と反論した。

 一方、交通部観光局の職員は「台湾観光が『暴食』と表現されることは、他の大罪に比べるとずいぶんましで、プラス効果さえある」と前向きだ。

 一方、「色欲」の大罪とされた東京。日本のアダルト業界は自動車業界に次ぐ規模に及んでいるという。「性欲あふれんばかりの都市」という評価の不名誉はなんとかならないものだろうか。

 そのほか、インターネット社会が進みモニターの前から離れない韓国人、48%もの男性が自分を魅力的と感じるナルシストぞろいのフィリピン、貪欲に富を求める中国人、より良い生活を求め自国を離れる人が非常に多いインド、他国を攻撃することで怒りを示す北朝鮮──。

 紹介された7つの罪深い都市を巡る「堕落」の旅を楽しんでみるのもいいかもしれない。