ニュース 農林水産 作成日:2011年5月4日_記事番号:T00029759
白米価格は3日、1キログラム当たり38.4台湾元(約110円)となり、上昇幅は政府が先月末に生産者価格を引き上げてからわずか9日の間で3.2%(1.19元)に達した。行政院農業委員会(農委会)は価格がさらに上昇する可能性があるとみており、需供バランスを見ながら備蓄米を市場に放出する考えだ。4日付経済日報が伝えた。
今回の生産者価格の引き上げは農家の肥料や農薬などのコスト上昇を考慮したものだが、農委会は2日、消費者価格の上昇を招かないよう備蓄米1万トンを放出した。現時点で備蓄米は47万トンあり、価格上昇は抑制できるとしている。また馬英九総統は、売り惜しみで暴利を得る業者が出ないよう在庫調査を指示した。
またブロイラー価格(産地価格)は年初から約1割上昇し、今月3日には1キロ当たり28.8元で、過去10数年の最高となった。地鶏や豚肉なども高値で推移しており、食品加工業者や流通業者が端午節(旧暦5月5日、今年は6月6日)前にも価格を引き上げる可能性がある。
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