ニュース 商業・サービス 作成日:2011年5月4日_記事番号:T00029762
阿里山森林鉄路で先月27日、観光列車が脱線、横転し、中国人観光客5人が死亡、113人が重軽傷を負った事故で、中国国家旅遊局の邵琪偉局長は3日、「安全がなければ旅行もない」と強調し、台湾を訪れる中国人観光客の安全対策が喫緊の課題だとの認識を示した。4日付聯合報が中国国営「中国新聞社」(中新社)を引用して伝えた。
中国側の報道によれば、邵局長は北京で台湾の頼瑟珍・交通部観光局長と会い、台湾側に観光客の安全管理強化、観光地や道路、交通機関の問題点チェック、事故の再発防止策などを求めたとされる。
中国政府は、台湾で発生する中国人観光客の事故についてこれまでは目立った不満表明を控えていたが、今回の事故で中国で台湾側の安全対策に批判論が高まったことを受け、異例の注文を付けた格好だ。
ただ、頼局長は電話取材に対し、邵局長から「安全がなければ旅行もない」との発言も中国人観光客に関する細かい提言もなかったと説明した。
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