ニュース 運輸 作成日:2011年5月4日_記事番号:T00029763
米国の台湾における窓口機関、米国在台協会(AIT)のクリス・カストロ高雄分処長は3日までに、高雄港第6コンテナターミナルが核不拡散およびテロ対策強化に向けた米国主導の取り組み「メガポート・イニシアティブ(MI)」に参加することを希望していると述べた。4日付工商時報が伝えた。
今回の要望は、イスラム系武装組織のアルカイダ指導者、ウサマ・ビンラディン容疑者の殺害を受け、報復テロに対する懸念が高まっていることから、米国への中継貨物の安全性を確保したいとの米国側の思惑が背景にある。
台湾と米国は2005年からMIに基づく協力を進めており、既に高雄港では今年供用を開始した第6ターミナル以外の場所に放射線探知機38台が設置され、核燃料や放射性物質、大量破壊兵器などが貨物に含まれていないか監視を強めている。
カストロ分処長は「今後は高雄港だけでなく、台中港や台北港にも対象を拡大すべきだ」と述べた。
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