ニュース 電子 作成日:2011年5月4日_記事番号:T00029780
ファウンドリー業界は今後2年苦戦を強いられるとの予測が、市場調査会社ガートナーより示された。各社が設備投資を進めた結果、生産能力が過剰になるためで、稼働率は今四半期から下落が始まり、2013年には80%まで落ち込むとみている。これにより業界の成長率は、12年は11.1%を維持するものの13年は3.8%まで急落するとの予測だ。4日付経済日報が伝えた。
台湾勢は来年、台湾積体電路製造(TSMC)が12インチウエハーの生産能力を33%、聯華電子(UMC)が20%拡大するとみられている。
業界の企業ランキングについて、王端・研究総監は、今後数年間大きな変化はないとの見方で、勝ち残りの鍵は28ナノメートル製造プロセス製品市場でのシェア獲得にあり、現段階ではTSMCが最も優勢だと指摘した。
東日本大震災が半導体業界に与えた影響については、シリコンウエハーやBT樹脂など重要部品のメーカーが生産を回復させてきており、予想していたほど厳しいものではなかったとの見方を示した。
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