ニュース 石油・化学 作成日:2011年5月5日_記事番号:T00029795
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の中国法人、台化塑膠寧波(浙江省寧波市)はこのほど、アクリロニトリル・スチレン(AS)樹脂のプラントに着工した。年産15万トンを見込む。5日付工商時報が地元紙、寧波日報の報道として伝えた。
台プラ寧波プラントでは2期に分けた拡張が計画されており、第1期拡張計画で15項目のプラント建設が予定されている。AS樹脂プラントは第1期拡張計画で着工第1号となる。残るプラントも年内に続々着工を迎える予定だ。第1期の投資額は23億米ドル。
AS樹脂プラントは、年産5万トンの生産ライン3本と、廃ガス処理用に使う処理能力毎時5万立方メートルの蓄熱燃焼式焼却炉から成る。
AS樹脂は、スチレンとアクリロニトリルとの共重合体でスチレン系の熱可塑性樹脂。透明性に優れ、表面の光沢も良いのが特徴だ。
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