ニュース 石油・化学 作成日:2011年5月5日_記事番号:T00029796
台湾中油は、原油価格が高水準で推移する現状を踏まえ、石油や石化製品の備蓄量を拡大するため、石油タンクなど備蓄施設の増強に600億~1,000億台湾元(約1,700億〜2,800億円)を投じる計画を検討している。朱少華董事長によると、同計画は高雄港や台中港に加え、海外ではベトナム・インドネシア・マレーシアの3カ国を優先して進める。5日付工商時報が伝えた。
高雄港では洲際貨櫃中心(大陸間コンテナターミナル)第2期工事で、石化製品の保管・物流センターを建設するほか、石油タンク80~100基の設置に400億~500億元を投じることが決まっている。台中港では備蓄タンク3基と関連施設を設置し、台中の液化天然ガス(LNG)工場の備蓄量が倍増する見通しだ。
工商時報によると、ベトナムでは油槽所15基を設置し、備蓄量は2万5,000キロリットル(kl)に達する見込みだ。マレーシアは一貫プラントの投資計画が確定次第、大規模な石油タンクの設置計画の検討に入る。
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