ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年5月5日_記事番号:T00029799
めっき鋼大手の燁輝企業(YP)と盛餘(SYSCO、センユースチール)は第2四半期、国際鉄鋼市場で需要が縮小して価格競争に陥っていることから、引き合いに対する受注の割合をわずか50〜70%にとどめており、両社とも今後の減産を検討していると証券会社は指摘した。5日付工商時報が伝えた。
燁輝の第1四半期売上高は前年同期比5.03%増の87億5,600万台湾元(約246億円)で、純利益は前年同期比71%増の3億4,200万元と好調だった。しかし、中国メーカーによる鋼材輸出の大幅増や、これに伴う価格競争激化の影響で、5〜6月は受注率を60〜70%におさえている。
一方、センユースチールの第1四半期売上高は前年同期比9.18%増の45億4,000万元で、純利益は前年同期比37.02%減の8,100万元だった。同社も5〜6月は受注率を50〜60%にとどめている。
証券会社によると、価格競争激化に原料価格の高騰の影響も加わり、加工コストをまかない切れていないため、減産が検討されているようだ。
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