ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年5月5日_記事番号:T00029800
中国の自動車メーカー、安徽江淮汽車の代表団が来週、台湾の同業、裕隆汽車製造を訪れる予定で、両社の協力関係構築に注目が集まっている。5日付工商時報が伝えた。
江淮汽車の左延安董事長らは、裕隆汽車の三義工場(苗栗県三義郷)を視察する予定だ。裕隆汽車側はコメントを避けているが、同社は江淮汽車が生産している中小型トラックの販売代理権に関心を持っているとみられる。
江淮汽車の販売代理権は、昨年末に太子汽車集団傘下の勝栄汽車が獲得しているが、資金不足などにより、これまで具体的な動きがない。このため、裕隆汽車が勝栄汽車に代わり、販売代理権を獲得する可能性も否定できない。
裕隆汽車は、グループ内の裕隆日産汽車が2009年で日産の3.49トントラック「キャブスター」の生産を中止し、現在はトラック市場から一時撤退している状況だ。裕隆汽車としては、景気回復や相次ぐ大型公共工事の着工を受け、トラック需要が増大するとみて、江淮汽車との提携に関心を抱いているもようだ。
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