ニュース 電子 作成日:2011年5月5日_記事番号:T00029806
マザーボード大手の華碩電脳(ASUS)は先ごろ、プリント基板(PCB)の供給不足による価格上昇により、第2四半期中にマザーボードを値上げする可能性があると表明した。一方、同業の技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)、微星科技(MSI)、華擎科技(アスロック)は、値上げに慎重な態度を見せているという。5日付工商時報が報じた。
ある業者は、第2四半期のPCB価格の値上げ幅には限度があり、その他受動部品などの値上げも影響は小さいため、旧型マザーボードの値上げの可能性は低いと指摘した。ただ、インテルの新チップセット「Z68」を搭載する製品はコスト上昇が価格に反映されることはあり得るという。
なお、第2四半期は例年オフシーズンに当たるが、今年はインテルのチップセット不具合問題により出荷が遅れており、出荷の落ち込みは少ないとみられる。
各社の第2四半期出荷枚数予測は、▽ASUS、約570万枚(前期比横ばい)▽ギガバイト、460万枚(同10%減、証券会社予測)▽アスロック、約200万枚(同横ばい)──。
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