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LEDと太陽電池、厳しい業況見通し相次ぐ【表】


ニュース 電子 作成日:2011年5月5日_記事番号:T00029808

LEDと太陽電池、厳しい業況見通し相次ぐ【表】

 発光ダイオード(LED)と太陽電池の業況をめぐり、市場調査会社から厳しい見通しが相次いでいる。



5日付蘋果日報によると、ディスプレイサーチは、LEDをバックライトに採用した液晶テレビの販売が予想よりも低調なのに対し、LEDの材料となるLED粒の供給が大幅に増加しているとして、供給過剰を予測した。

 ただ、LED最大手、晶元光電(エピスター)の広報担当者は、「LED素子が供給過剰だったのは今年2月までで、最終製品として出荷されるまでには3カ月かかる。第3四半期に生産されたLED素子は、欧米の需要期の第4四半期に製品として出荷されるため、年内は供給過剰の問題はない」と指摘した。

 一方、エナジートレンドは、第2四半期の太陽電池業界について、ポリシリコンメーカーと設備メーカーを除き、軒並み赤字が見込まれると予測した。

 台湾の太陽電池業界では、年初段階で生産拡大を予想していた企業が計画の先送りに向けた検討に入った。益通光能科技(イートン・ソーラーテック)は、工場拡張を「急がない」方針を既に示している。