ニュース 電子 作成日:2011年5月5日_記事番号:T00029810
南亜科技、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)のDRAM4社は第1四半期いずれも赤字を計上し、純損失は合計で222億9,700万台湾元(約627億円)に上った。4社の昨年通年の純損失345億5,000万元の約64%に当たる。5日付工商時報が伝えた。
各社の第1四半期の純損失額は、▽南亜科、90億3,100万元▽イノテラ、40億4,400万元▽パワーチップ、49億6,500万元▽プロモス、42億5,700万元──。また、昨年通年の損益は、▽南亜科、純損失151億3,200万元▽イノテラ、純損失106億6,100万元▽パワーチップ、純利益39億600万元▽プロモス、純損失126億6,300万元──。
最近DRAM契約価格は上昇したものの、スポット価格は、川下メーカーによる東日本大震災後に緊急調達した製品の消化が終わっていないため値下がり傾向となっている。さらに、ノートパソコンの出荷が部品不足による影響を受ける見通しであることも、DRAMメーカーの第2四半期業績にとって変数となっている。証券会社は、各社が黒字転換を果たすのは第3四半期以降になるとみている。
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