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3大科技園区、07年生産額が2兆元突破へ


ニュース その他分野 作成日:2007年10月4日_記事番号:T00002982

3大科技園区、07年生産額が2兆元突破へ

 
 新竹科学工業園区(竹科)、中部科学工業園区(中科)、南部科学工業園区(南科)の3大科技園区の今年8月までの生産総額が1兆2,250万元(約3兆5,800億円)に上った。行政院国家科学委員会が3日発表した。また、今年通年の生産額は、竹科が前年比11%増の1兆2,500万元、中科が前年比34%増の2,400億元、南科が前年比25%増の5,200億元と、合計で2兆元を上回り過去最高となる見込みだ。
 
 8月までの生産額内訳は、半導体が51.8%を占め、光電産業が続く。中科と南科では、光電産業が生産総額のそれぞれ82%、72%を占めている。このほか、竹科では対マレーシア輸出が好調で、対中国を大きく引き離している。主な輸出品目は中小型パネル部品やICチップなどだ。
 
 黄得瑞竹科管理局長によると、IC設計が今年の生産額成長のけん引役で、8月までの生産額は昨年比24.85%増の1,605億元に上った。現在竹科が進めるセキ導計畫(シリコンソフトプロジェクト、セキは石へんに夕)により、国内IC設計産業のシェアを現在の20%から40%に引き上げ、同分野のリーダーである米国に取って代わりたい考え。また、太陽電池産業の生産額も昨年比65.7%増の33億元に上り、原油価格が高騰する中、将来の主力産業にと期待をかける。4日付経済日報が伝えた。
 
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