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フォックスリンクの小売事業、中国中心に店舗網を拡大


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年5月6日_記事番号:T00029823

フォックスリンクの小売事業、中国中心に店舗網を拡大

 鴻海集団傘下、正イ精密工業(フォックスリンク、イは山の下に威)の郭台強董事長は5日、アップル製品正規販売代理店「Studio A」を展開する晶実科技、および3C(コンピュータ、通信、家電)販売の「彩虹3C」を運営する虹優科技の傘下2社で増資を行い、中国を中心に拠点網を拡大する方針を示した。年内に「Studio A」は10店舗以上、「彩虹3C」は20店舗以上増設する計画だ。6日付経済日報が伝えた。

 郭董事長は2社について、資本額が少な過ぎると指摘、晶実科技に2億~3億台湾元(約5億6,000万〜8億4,000万円)を投じるなど資本増強を図ると述べた。同社によるアップル製品の販売は今年、数倍成長して60億元を突破する可能性もあると証券会社はみている。

 「彩虹3C」は南京を皮切りに中国拠点を拡充、現地の3C販売大手の蘇寧電器と提携し、パソコンやカメラのアクセサリといったラインナップも強化する。また「高級志向」を強めるチェーンは、6月にも高級ブランド売り場が並ぶ台北101ビルに出店する。