ニュース 医薬 作成日:2011年5月6日_記事番号:T00029828
国立成功大学医学院附設医院(成大医院、台南市)で先ごろ、研修医が過労とみられる原因で死亡したことを受け、死亡した医師の妹が5日記者会見を開き、研修医に対する補償制度の不備を訴えた。中央社電が伝えた。
死亡した研修医の妹(中)は「とても受け入れられない」と涙ながらに訴えた(5日=中央社)
問題の研修医は、4月25日から26日にかけ、36時間連続で勤務した後、27日朝に宿舎で倒れているのが見つかり死亡が確認された。死因は特定されていないが、過労死の疑いが持たれている。
研修医は研修先で事故が起きた場合でも、学生平安保険(学生用の死亡・障害保険)にしか加入しておらず、労災補償や労工保険の給付申請ができないのが現状だ。
死亡した研修医の妹は「学生の身分だったため、学生平安保険しかなく、権益が十分に補償されていない」として、制度の改善を訴えた。
行政院衛生署の石崇良医事処長は「2週間以内に教育部と研修医に対する現行の保険制度について協議したい」と説明した。
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