ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年5月6日_記事番号:T00029832
中国鋼鉄(CSC)の4月売上高は前月比1.9%増の210億8,300万台湾元(約593億円)で過去8カ月で最高となった。税引き前利益は前月比7.06%増の37億6,000万元。今年1〜4月の税引き前利益は110億7,600万元で、5月を合わせると150億元に達するとの予測も出ている。6日付経済日報などが伝えた。
CSCは4、5月の製品価格を平均12.1%値上げしており、熱延製品では1トン当たりのコスト650米ドルに対し販売価格が約770米ドルとなった。証券会社は、1トン当たり120米ドルの利益を出せるのは、今年通年で最高とみている。
今後の展望について証券会社は、5月は4月並みの利益水準を保つが、6月は高コスト原料の使用を開始するため利益の計上は難しいとみている。
なお、CSCの4月の生産量は77万9,400万トンで、出荷量は81万5,100トンだった。このうち台湾域内向けが52万4,500トンで、輸出向けが29万7,600トン。
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