ニュース 機械 作成日:2011年5月6日_記事番号:T00029833
経済部統計処の蔡美娜副統計長は5日、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)のアーリーハーベスト(早期の実施・解決項目)による関税引き下げ効果で、台湾機械業の対象品目(主に工作機械)の対中輸出が第1四半期に前年同期比で71.3%伸び、5億9,000万米ドルに達したことを明らかにした。6日付聯合報が伝えた。
蔡副統計長はまた、機械業が昨年、生産額6,205億台湾元(約1兆7,400億円)に達した点を挙げ、次の「1兆元産業」として有望だと指摘した。機械設備業の生産指数は第1四半期に30%の伸びを示し、製造業で最高を記録した。
機械業の昨年の輸出は167億米ドルで、工作機械は30億米ドルを占めた。中国での台湾製工作機械のシェアは2009年の3.5%から昨年は4.89%に上昇した。
ただ、東日本大震災の影響で日本製の機械設備部品の供給に影響が出ており、在庫が底を突く第2四半期以降の出荷への影響が懸念されている。
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