ニュース 電子 作成日:2011年5月6日_記事番号:T00029839
6日付電子時報によると、宏碁(エイサー)は第2四半期、販売店での在庫水準引き下げを強化しており、消費意欲の比較的高いトルコ、フィリピン、インドネシア、南米、中国など新興国市場でノートパソコンを低価格で投げ売りしているようだ。これにより他ブランドが小売価格の設定に頭を悩ませているほか、中堅ブランドやノーブランド製品はさらに大きな影響を受けており、正常な市況を回復するのは今期末か第3四半期となりそうだ。
エイサーは先ごろ、第2四半期のPC出荷台数が前期比で10%減少するとの見通しを明らかにした。しかし川上業者はこれについて、最悪の予測を示したものとしている。その上でインテルのチップセット不具合問題を受けて発売が遅れていたノートPC新製品が第2四半期に相次いで大量出荷されていることから、今期の前期比横ばい達成は困難ではないと指摘。また末端市場のPC在庫一掃も急速に進んでおり、6月までにはひとまず処分が完了するとみている。
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