ニュース 医薬 作成日:2011年5月9日_記事番号:T00029855
漢方薬製造・販売の天明製薬は、屏東農業生物科技園区(屏東県長治郷)に5億台湾元(約14億円)を投資し、台湾最大の漢方薬製造工場を設立する。第3四半期までに完工、早ければ今年末に量産開始を予定する。9日付経済日報が伝えた。
天明製薬は現在80%が台湾域内向けの生産で、15%が欧州、米国など海外向けに受託生産を行う。同工場稼働後は台湾域内・海外向けともに生産拡大を見込み、年間売上高は現在の3億元から10億元への大幅増を目標とする。また、同社は、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)発効後、中台間で保健食品の臨床検査認証の規制緩和が行われる見通しとなったことを受けて、中国市場での商機拡大を好感している。
天明製薬は元々漢方の診療所チェーンで、ここ数年で製薬事業へ参入した。現在は全土の漢方診療所・薬局2,700カ所のうち約半分の1,300カ所を顧客とする、台湾でも珍しい診療所運営から製薬・販売までを行う垂直統合型の薬品メーカーだ。
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