ニュース 医薬 作成日:2011年5月9日_記事番号:T00029857
製薬の台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)は、タンパク質性医薬品の工場新設に2億米ドルを投じる。タンパク質性医薬品は世界的に需要が高く生産能力が不足しており、世界市場規模は610億米ドル(2009年)に上る。9日付工商時報が伝えた。
同社によると、新工場は生物製剤の95%を占めるモノクローナル抗体や融合タンパク質、タンパク質複合体などのタンパク質性医薬品の生産に適している。生産能力は2万リットル。同社が開発した生物製剤を量産するほか、将来的には受託生産も手掛ける考えだ。
同社は05年、生物製剤の研究・開発(R&D)に参入した。現在は薬品3項目の開発を進めている。13年には生物製剤の後発医薬品(ジェネリック医薬品)や新薬を毎年1~2項目ずつ同時に開発する予定だ。
生物製剤は米食品医薬品局(FDA)の認可件数が年36%のペースで成長している。来年は新薬全体に占める認可割合が半分以上となり、25年には71%まで増えると予想されている。
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