ニュース 石油・化学 作成日:2011年5月9日_記事番号:T00029858
インド商工省反ダンピング局は今月2日、台湾などから輸入されるポリ塩化ビニル(PVC)にダンピング行為があったと認定した。同省はさらに、台湾産のポリアミド樹脂(PA)についてもダンピングの有無に関する調査を進める方針だ。7日付経済日報などが伝えた。
今回ダンピング認定を受けたのは、台湾、日本、韓国、マレーシア、ロシア、タイから輸入されるPVC樹脂で、インド商工省は期間5年の反ダンピング課税を適用することを関税当局に求めた。課税率は5%前後になるとみられている。
台湾はインドにPVC樹脂を年間30万〜40万トン輸出しており、反ダンピング関税の適用は打撃となる。
一方、インド商工省は自国企業の申し立てを受け、台湾、韓国、イスラエルから輸入されるPAについても、反ダンピング調査を実施することを決めた。台湾はインドにPAを年間6万〜8万トン輸出している。
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