ニュース 電子 作成日:2011年5月9日_記事番号:T00029865
9日付電子時報によると、半導体などノートパソコンの川上部品が依然正常な供給を回復していないことから、6月以降のハイシーズンの生産に影響が出るとの懸念が高まっている。さらに夏の電力需要期に日本で産業用電力不足が深刻さを増すとの懸念から、一部組み立てメーカーでは前倒しで出荷量を増やしたり在庫水準を引き上げたりして備えている。このため例年は非需要期に当たる第2四半期に、光ディスクドライブ(ODD)、液晶パネルなど一部部品では、製品価格の下落が止まったり、下落幅が縮小するなどしている。
光ディスクドライブは、読み取りヘッドや制御チップなどの部品の供給不足が懸念されている。三洋電機、シャープなど大手は材料メーカーが中国にあり在庫も十分にあるとされるが、ドライブメーカーは不透明な点が多いとして先行きを不安視している。
ノートPC用液晶パネルは各社が調達を強化していることが影響し、13.3インチ、14.0インチ、15.6インチなどでオファー価格が落ち着きをみせている。
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