ニュース 電子 作成日:2011年5月9日_記事番号:T00029868
9日付蘋果日報は、鴻海精密工業が傘下の奇美電子(チーメイ・イノルックス)の事業分離計画とは別に、シャープとタッチパネル事業で協力を計画していると報じた。
同紙は、奇美電子がタッチパネル事業部を分離する方針を示しながら、進展が見られないため、鴻海の郭台銘董事長がシャープとの協力を模索しているとした。鴻海広報は同紙に対し、「外部のうわさにはコメントしない」として言及を避けた。
奇美電子は先ごろ、スマートフォンやタブレット型パソコンの需要増を受け、中小型パネル部門とタッチパネル部門を分離し、新会社を立ち上げる構想を明らかにしていた。ただ、分離計画は、企業価値の低下を懸念する株主の反対で遅々として進んでいないのが現状だ。
液晶パネル専門の市場調査会社、ウィッツビューの張小彪副総経理は「最近の奇美電子とシャープの協力関係からみて、両社が協力を拡大することがあり得ないわけではない」と指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722