ニュース 電子 作成日:2011年5月9日_記事番号:T00029870
液晶パネル大手の友達光電(AUO)は6日、中国の同業、龍飛光電(江蘇省昆山市)に7億9,600万米ドルを出資し、同社を通じて中国に第8.5世代液晶パネル工場を設置する計画について、経済部に正式に申請した。龍飛光電の持ち株比率はAUOが49%、昆山市が51%となる見通しだ。なお、同工場は2012年末に量産開始予定。7日付工商時報などが伝えた。
AUOは当初、12億米ドルを投じて自社で7.5世代工場を設立する予定だったが、台湾政府が液晶パネルの対中投資において、N−1ルールの撤廃や中国企業への出資・買収の解禁を決定したことにより計画を変更した。
彭双浪・同社執行副総経理は、当初計画を破棄し、現在中台双方に変更を申請、審査中だとしている。
また、8.5世代工場を建設するには約1,000億台湾元(約2,800億円)が必要とされるが、AUOは「龍飛光電に投資することにより、約220億元の負担で8.5世代の生産能力を確保でき経済的」と説明した。
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