ニュース その他分野 作成日:2011年5月10日_記事番号:T00029879
行政院経済建設委員会(経建会)は9日、今年の個人消費成長率は3.94%となり、過去7年で最高を記録するとの予測を示した。今年は民間投資が拡大することで就業機会が増え、就業により所得が増えることで個人消費の成長を促す「プラスのサイクル」に入っていると説明した。10日付工商時報が報じた。
また下半期の見通しについて経建会は、企業の賃上げや、6月にも見込まれる中国人観光客に対する台湾での自由旅行解禁が個人消費の活発化をさらに促すと指摘した。
また昨年は、レジャー・文化消費が約10%増、レストラン・ホテルでの消費が8.1%増、通信費が9.0%増と高成長となっていることから、台湾人の消費に娯楽化、デジタル化の傾向が見られると指摘した。
なお過去10年平均の台湾の個人消費成長率は2.26%と、台湾、シンガポール、韓国、香港の4カ国・地域で最低となっていた。しかし今年は、シンガポール、香港を下回るものの、3.5%成長が予想される韓国は上回る予測だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722