ニュース 金融 作成日:2011年5月10日_記事番号:T00029884
富邦金融控股の蔡明興副董事長は9日、中国福建省アモイ市で工商時報のインタビューに応じ、早ければ年末にも台湾元が1米ドル=28元を突破するとの見方を示した。10日付同紙が伝えた。
蔡副董事長は「短期的にはもみ合いとなるが、中長期(年末)には28元を超える。為替相場は長期的な国力を示すもので、長期的な通貨安は国家経済の低迷を意味し、人々の購買力がますます低下してしまう」と述べ、台湾元は長期的に上昇することが望ましいとの認識を示した。
蔡副董事長はまた、「将来的に米ドルが唯一の主要通貨であることはあり得ない」と述べ、富邦人寿保険の投資ポートフォリオを見直し、米ドル資産への投資割合を短期内に現在の9割から8割に引き下げる考えを明らかにした。代替投資先としては、香港の人民元建て債券やインドネシア、ブラジルなどの国債、台湾株を挙げた。
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