ニュース 機械 作成日:2011年5月10日_記事番号:T00029891
工作機械メーカー、滝沢鉄工所(本社・岡山市、近藤安正社長)の台湾子会社、台湾滝沢科技は、原材料価格と台湾元の上昇を受けて、下半期に製品価格を引き上げる方針を決めた。早ければ7月、5%以上の値上げ幅で実行する。10日付工商時報が報じた。
東台精機(東台マシン&ツール)、台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)など業界各社も下半期の値上げを検討しているものの、既に3月に3〜10%の値上げを行っているため、競争力低下を懸念して現在は模様眺めをしている。
各業者によると、今年の工作機械の受注状況は非常に良く、各社とも第1四半期は売上高が10〜50%増えた。しかし、台湾元高や鉄鋼を原料とするボールねじ、リニアガイド、ベアリングなど重要部品の価格高騰が響き、増収ながら減益に見舞われた。
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