ニュース 食品 作成日:2011年5月10日_記事番号:T00029892
台北市のショッピングモール、微風広場(ブリーズセンター)を経営する微風集団は9日までに、オンライン販売で人気の乾めん「阿舎乾麺」の阿舎食堂(慶新食品企業)の株式80%を取得することで、創業者の董建徳氏と合意に達した。董氏の持ち株比率は20%に低下し、技術顧問に退く。株式取得金額などは未公表。10日付中国時報が伝えた。
「阿舎乾麺」は台南が発祥の乾めんで、オンライン販売で人気となったが、昨年9月に付属の調味料が期限切れだったことが発覚し、経営危機に陥り、微風集団から今年初めに35%の出資を受けていた。
その後、先週になって、経営路線をめぐり、董氏と微風集団による対立が表面化。微風集団は廖鎮漢常務董事が自ら董氏と会い、局面を打開した。
微風集団は先週、「合弁パートナーを誤った」などと不快感を表明していたが、廖常務董事は「台南に行って董氏と認識が一致した。これはいわば結婚のようなもので、双方に誤解があったが、意思疎通を行い、これからも手を携えていきたい」と説明した。阿舎乾麺は今後、日本の即席めん市場にも進出を目指す方針だ。
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