ニュース 石油・化学 作成日:2011年5月10日_記事番号:T00029894
インド商工省が台湾などのポリ塩化ビニル(PVC)にダンピング認定を下したことに関連し、台湾の石化業界は「影響は限定的だ」との見方を示した。10日付経済日報が伝えた。
台塑集団(台湾プラスチックグループ)系列では、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)がインドにPVCを輸出しているが、「確認の結果、反ダンピング関税の対象とはなっていない」として、経営に大きな影響はないと説明。また、既にアセトンなどが反ダンピング関税の対象となっている台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)も、インドに輸出しているアセトンとフェノール類が、それぞれ売り上げに占める比率は0.12%、0.24%にすぎないため、大きな影響はないとしている。
また、信昌化工や李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)も影響を否定した。台湾はインドにPVC樹脂を年間30万〜40万トン輸出している。
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