ニュース 電子 作成日:2011年5月10日_記事番号:T00029897
東日本大震災による部品の生産障害で、ハードディスクドライブ(HDD)業者の一部はまだ生産の完全回復のめどが立っておらず、業界関係者は5月中は供給不足が続くと予想している。10日付電子時報が伝えた。
HDD業者のうち、ウエスタンデジタル(WD)と日立グローバルストレージテクノロジーズは、原材料となる磁気ヘッド、磁気ディスク、モーター制御ICなど精密部品の供給不足で、出荷に影響が出ている。
このうち、モーター制御ICを生産するテキサス・インスツルメンツ(TI)は会津工場(福島県)が生産を回復したものの、美浦工場(茨城県)の完全復旧は7月にずれ込む見通しだ。
業界関係者は「5月にかけては、HDDの供給が引き続き低迷するが、今後は代替供給メーカーの確保と半導体材料メーカーの操業再開で徐々に供給不足は解消に向かう」と予測した。
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