ニュース 電子 作成日:2011年5月10日_記事番号:T00029898
ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は、4月のノートPC出荷台数が前月比19.3%減の460万台となった。大手顧客であるヒューレット・パッカード(HP)のノートPC主要機種の受注が鴻海科技集団(フォックスコン)に流れた影響を受けた。4月連結売上高は前月比20.1%減の915億1,300万台湾元(約2,570億円)だった。10日付電子時報が伝えた。
クアンタの第2四半期のノートPC目標出荷台数は、前期の1,310万台から10%増の1,440万台で、通年では前年比5〜10%増を目指す。HPからの受託が減少しても、米アップルや今年から受注を開始した華碩電脳(ASUS)製品の市場シェア拡大により、安定した業績が見込めるとしている。
同社は今年末までに、ノートPC以外の売上比率を3割に引き上げることを目標としている。クアンタはここ数年でクラウド・コンピューティング事業に参入し、米マイクロソフト(MS)、グーグルなどからサーバーを受注した。タブレットPCでは、リサーチ・イン・モーション(RIM)の「PlayBook(プレイブック)」の受託生産を開始し、このほど米アマゾン・ドット・コムからも受注したもようだ。
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