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漢磊と益通が提携か、太陽エネルギー産業進出


ニュース その他製造 作成日:2007年10月4日_記事番号:T00002990

漢磊と益通が提携か、太陽エネルギー産業進出


 台湾最大の半導体エピウエハーメーカー漢磊科技(エピシル・テクノロジーズ)が、太陽エネルギー産業への展開を開始したとの観測が流れている。漢磊は太陽電池大手の益通光能(イートン・ソーラー)との40億台湾元(約143億円)の合資により、薄膜太陽電池の生産に乗り出すもようだ。

 両者とも提携を明言していないが、業界関係者は、「漢磊の持つエピタキシー技術と薄膜太陽電池の製造プロセスには類似点があり、太陽エネルギー産業進出に際しては大きな強みとなる」と話す。また、本業である半導体製造過程で出る廃棄物も、益通のシリコン太陽電池生産の材料として提供できるなど、どちらにとってもメリットがあるとみられる。

 太陽電池最大手の茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)も先月、薄膜太陽電池参入を表明したばかりで、台湾の太陽電池産業は企業の参入ラッシュとなっている。4日付聯合報が報じた。