ニュース 電子 作成日:2011年5月10日_記事番号:T00029902
液晶パネルメーカー大手4社の4月売上高が出そろい、中小型パネルメーカーへの転換を図る瀚宇彩晶(ハンスター)のみ前月比10.4%増の38億9,700億台湾元(約109億円)で増収となった。一方、大型パネルの生産比率が大きい奇美電子(チーメイ・イノルックス)、友達光電(AUO)、中華映管(CPT)は前月比で軒並みマイナス成長となった。10日付電子時報が伝えた。
各社の4月連結売上高は、▽奇美電、402億9,200万元(前月比13.5%減)▽AUO、331億7,400万元(同7.7%減)▽中華映管、60億5,500万元(同4.9%減)──。
同紙は3社の減収について、川下ブランド各社の在庫調整や中国の労働節(メーデー、5月1日)連休に向けた在庫確保の終了、大型パネル価格の低迷を要因に挙げた。
ただ、中国メーデー連休における液晶テレビ販売が予想通りだったことで、ブランド各社や販売店の在庫消化が完了してパネル需要が高まり、既に価格下落に歯止めがかかっていることから、5、6月は3社の売上高も上向くと予想している。
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