ニュース 金融 作成日:2011年5月11日_記事番号:T00029911
政府系の合作金庫銀行は10日の董事会で、先ごろ設立を決定した金融持ち株会社の発足日を12月1日とすること、資本金659億台湾元(約1,900億円)などの大枠を決議した。将来的に1,200億元まで増資する。11日付工商時報が伝えた。
同銀は24日の株主総会で、金融持ち株会社の第1回董事(取締役)選挙を行う。董事数は15席となり、合作金庫銀の19席より4席減少する。ただ、第1回目に限り独立董事(社外取締役)の設置が免除となる。合作金庫銀の現董事がそのまま金融持ち株会社の董事に移行する見通しだ。
また、金融持ち株会社とその傘下に置かれる子会社との株式交換比率は、金融持ち株会社を1として▽合作金庫銀、1▽合作金庫資産管理、3▽合作金庫票券金融、3.08──とする。
合作金庫銀は金融持ち株会社の発足後の12月2日にも減資を行うが、資本金は600億元程度を維持する見込みだ。劉燈城・董事長は減資後の再増資についても検討するとしている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722