ニュース 運輸 作成日:2011年5月11日_記事番号:T00029912
北京市で行われた第7回両岸経貿文化論壇(通称・国共フォーラム)で10日、台湾の与党・国民党の呉伯雄名誉主席と会談した胡錦濤・中国国家主席は、中台の航空直航便の便数が不足している問題について「最速のスピードで検討する」ことを約束した。これを受け、来週にも中台の民間航空会社による協議が開始される見通しだ。11日付工商時報が伝えた。
会談は、世界保健機関(WHO)が台湾を「中国の一省」として扱うよう加盟国に通達していた問題で、馬英九総統がWHOと中国政府に厳重に抗議すると表明した後に行われたが、同問題には特に触れられなかったようだ(10日=中央社)
また、中国人旅行客の台湾自由旅行は6月中に、北京・上海の2都市以外にも拡大して試験開放することで初歩的な合意に達したようだ。
呉名誉主席は会談で、▽中台間の投資保護協定▽原子力発電の安全▽中台直航便の増便▽中国人観光客の台湾自由旅行▽台湾の国際機関へ参加──の5つの問題について言及。すべてに対し胡錦濤主席から好意的な回答を得たという。しかし工商時報は、中国・新華社の報道に、台湾の国際機関参加に関する胡主席の回答は見当たらなかったと指摘した。
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