ニュース 医薬 作成日:2011年5月11日_記事番号:T00029915
経済部技術処は10日、製薬業界が後発医薬品(ジェネリック医薬品)による世界進出を支援するため、これまでに6社に合計2億2,000万台湾元(約6億2,000万円)の補助を行ったことを明らかにした。これによる投資誘発効果は4億3,000万元に達した。11日付工商時報が伝えた。
技術処は「生技起飛鑽石行動方案」(バイオテクノロジーの飛躍に向けたダイヤモンド・アクションプラン)で、製薬業界による後発医薬品の開発を支援している。
これまでに▽永信薬品工業▽南光化学製薬▽安成国際薬業(TWiファーマスーティカルズ)▽美時化学製薬(ロータス・ファーマシューティカル)▽友霖生技医薬▽得栄生物科技(グローリー・バイオテック)の6社の投資計画に対し、30〜40%の政策補助を行った。
このうち、ロータスとTWiが開発中の後発医薬品は、該当する医薬品の特許存続期間が満了後、初めて発売される後発医薬品となる可能性が高いという。米食品医薬品局(FDA)は、特定の医薬品で初めて後発医薬品を開発した企業に6カ月の独占販売期間を設けており、投資回収に有利となる。

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