ニュース 建設 作成日:2011年5月11日_記事番号:T00029916
台湾糖業(台糖)は10日、台湾鉄路(台鉄)台中駅周辺でのショッピングモールやビジネスホテル、オフィスビル、エコ住宅などを含む大型開発計画「台糖湖浜生態城」を発表した。投資総額は150億台湾元(約430億円)を超える見通しだ。11日付経済日報が伝えた。
魏巍・台糖総経理が司会を務めた説明会には新光三越など50社以上が詰めかけた(10日=中央社)
用地は台中市が開発を計画していた「台中大型購物中心専用区」。総面積9.02ヘクタールには台糖が拠出していた7.66ヘクタールが含まれ、3年以内に土地買収を終える計画だ。
台糖の楊錦栄副総経理は、台中県・市の合併後、鉄道の高架化や都市交通システム(MRT)建設など整備が進んでおり、台中駅周辺を新たな商圏として再起させたいと意欲を示した。
同社は、ここ数年の台湾域内旅行ブームの定着や中国人観光客の自由旅行解禁見通しを好感。台北市漢口街の21階建てビル1~6階部分を約200室規模のビジネスホテルに改装するため、9,000万元を投じ年末にも着工するほか、将来は台南や花蓮、台東で展開するホテルをまとめて、チェーン網を整備する考えだ。
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