ニュース 食品 作成日:2011年5月11日_記事番号:T00029917
小麦粉価格が6月より、小麦の国際価格上昇を受けて1袋(22キログラム)当たり30〜60台湾元(約85〜170円)値上がりする。特に強力粉は、原料の米産硬質赤小麦の生産量が減少したため、1袋680元と台湾域内での過去最高価格となる。10日、同業組合の台湾区麺粉工業同業公会が各メーカーに値上げを通知した。11日付経済日報などが報じた。
5月の小麦粉1袋の卸売価格は、▽強力粉、580元▽中力粉、570元▽薄力粉、440元──。小麦粉価格は昨年10月から計4回の値上げが行われており、値上がり幅は1袋当たり平均で260元にも上る。生産コスト上昇に見舞われているパン、ケーキ、めん製品などの業者が新たな値上げを計画する可能性があり、一般家庭の家計にとっても圧力となっている。
今後の小麦粉価格の見通しについて麺粉公会は、米国での小麦の作付け面積拡大、春小麦の収穫などにより、9月以降は値下がりが期待できるとしている。
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