ニュース 電子 作成日:2011年5月11日_記事番号:T00029932
宏碁(エイサー)を3月末に離れたジャンフランコ・ランチ前執行長(CEO)はこのほど、米ウォール・ストリート・ジャーナルのブログサイト「All Things Digital」でインタビューに応じ、辞職の原因となった経営方針の相違について、「当時ソフトウエアへの投資が欠かせないと考えたが台湾では人材が足りず、世界中から募ろうとした。これがエイサーには『非台湾化』と映った」と語った。しかし『非台湾化』ではなく『グローバル化』で、世界トップ3のパソコンブランドであり続けたいならば必要なことだ」と指摘、「数年たてばどちらが正しかったか分かる」と強調した。11日付工商時報が報じた。
ランチ氏は、「世界の主要プレーヤーになるのであれば、ソフトウエア、スマートフォン、タブレットPCへの投資が不可欠」と話し、当時エイサーでエンジニアを300〜400人から1,000人規模に拡大しようと考え、中国やインド、さらに米国、欧州からも人材を獲得しようしたという。
なおブルームバーグは10日、王振堂エイサー董事長が「あるソフトウエア会社を買収するかどうかを近日中に決定する」と語ったと報じた。
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