ニュース 金融 作成日:2011年5月12日_記事番号:T00029944
兆豊国際商業銀行は11日、中国の国有銀行、中国農業銀行と銀行団融資、投資銀行業務、ファクタリング業務、人材育成、リスク管理などの面で協力する内容の提携覚書(MOU)を交わすことを董事会で決議した。早ければ今月末までに署名を終える。12日付工商時報が伝えた。
中国農業銀は中国の5大国有銀行の一角を占める。兆豊銀は同行との提携を機に、中国の投資銀行市場への参入を目指す。近く、中国工商銀行ともMOUを締結する予定だ。
兆豊金融控股の蔡友才董事長は、兆豊銀の中国進出に加え、証券子会社の兆豊証券にも中国の投資銀行業務でビジネスチャンスを模索することを指示し、特に中国に進出する台湾企業の台湾での上場や起債にターゲットを絞っている。
一方、兆豊銀は持ち株会社の兆豊金控に対する配当の一部38億台湾元(約108億円)を株式で配当することを決めた。資本強化が目的で、兆豊銀の資本金は680億元に拡大した。
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