ニュース 金融 作成日:2011年5月12日_記事番号:T00029945
金融機関のオフショア銀行部門(OBU)で、人民元の取扱いが開放される見通しとなった。陳裕璋・行政院金融監督管理委員会(金管会)主任委員が11日、中央銀行との間で開放に向けて関連法規の改正を行うことなどで合意したことを明らかにした。早ければ今月末までに実現する見通しとしている。12日付工商時報が報じた。
OBUは中国に進出した台湾企業にとって資金調達センターとしての役割を果たしているが、貿易決済などはすべて米ドルで行われている。人民元業務が開放されれば、台湾企業の貿易決済、預金、融資、送金の利便性が大きく向上する。なお金管会はOBUによる融資サービスの対象は台湾企業にとどめ、中国企業には当面開放しない方針だ。
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