ニュース 金融 作成日:2011年5月12日_記事番号:T00029946
中国信託金融控股(中信金)の呉一揆総経理は11日、保険業以外にも、銀行、証券、リース、投資信託・コンサルティング業などの分野で、台湾、中国を含むアジアの企業をターゲットに合併・買収(M&A)を進める考えを明らかにした。12日付工商時報などが伝えた。
呉総経理は、銀行業の国際基準に合わせ、自己資本利益率(ROE)を15〜20%に引き上げるため、今後もM&Aを進める必要があると説明。現在、台湾や東南アジアを中心にアジアの優良銀行を対象として検討していると述べた。また、中国での銀行業展開については、中台の法改正の状況によるとしつつ、現地銀行への出資か、子会社設立を検討しているとした。
リース業に関して中信金は、中国でのリース会社設立を優先的に検討している。他の分野に比べ人民元の取り扱い業務が比較的早く可能になると見込んでいるためだ。
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